私は会社員をしながら株式投資をしていますが株式投資を始めたての頃は全く稼げずに悩んでいました。
しかし、投資手法を変えてからは損失は出していません。
現在株式投資3年目で年間利益率は毎年20%を超えています。
また、2年目の運用実績は100万円を超えました。
こんな私がわかりやすく解説します。
この記事はすでに証券口座を開設したけれどどうやって利益を出せばいいか分からない、
どんな心構えで株を買えばいいのかわからない方向けの記事となっています。
また、長期的な時間をかけて資産形成したい方向けの記事となっております。
目次
株式投資初心者でも1年間で100万円稼げた理由
勉強方法
株式投資をする際に注意すること
株式投資初心者でも1年間で100万円稼げた理由
結論から先に申し上げると中長期投資をしているからです。
最初の投資手法
私自身株式投資を始めたころの投資手法は
・低位株(100株5万円以下で買える株)を買い大きく勝とうとしていた
・チャートが右肩下がりの銘柄を選びリバウンドを期待して買っていた
・SNSで話題になっているトレンド銘柄を買っていた
・上記3点について全て3カ月以内の短期投資をしていた
上記の投資手法で半年ほど取引をし、10銘柄ほど売買しましたが結果的には損失を出しました。
この投資手法で実際に利益を出している人もいるかもしれません。
しかし、最も悪かったのはその銘柄について何も考えずネームバリューやチャートのみを見て手を出していたことだと思っています。
現在の投資手法
現在の投資手法は単純に言うと「安値で買って利が乗れば売る」です。
個別株の値動きは様々な要因により激しく動く時があります。
下がった時に買い向かい、しっかり上がったところで売却することができれば利益を得ることができますよね。
個別銘柄で特に業績や決算が悪いわけではないにもかかわらず株価が下落しつつけている高配当株を見つけて買っています。
探し方としては日頃からトレンド株と高配当株の2種類を見つけて登録銘柄リストを作成しておきます。
毎日の値動きを見ていく中で割安・割高の基準を探しここまで下がったら買うという値段を設定し下がったタイミングで買います。
最近では、日経平均株価が25000円代の時期に買い向かい、28000円を超えたタイミングで売却し、1年間での利益が100万円を超えました。
勉強方法
私が株式投資をするにあたり参考になった書籍を紹介します
・日経TEST2022-2023年版
国内外の経済情勢について基礎的な知識から学べる一冊。
日経TEST(日経経済知力テスト)という日本経済新聞社がビジネス知識に関する試験を実施しているため興味がある方は受験してみてはいかがでしょうか。
参考までに目次を載せておきます。
第1章 基礎知識
マクロとミクロから経済の全体像をつかむ
第2章 実践知識
世界経済と業界を知り企業戦略の背景をつかむ
■米国経済 ■中国経済 ■欧州経済 ■アジア・新興国経済 ■世界の貿易体制
■自動車 ■電気・精密・電子部品 ■通信・ネットビジネス ■金融 ■小売り・商社
第3章 視野の広さ
政治・科学・社会「なんでも経済」の視点で社会を見る
第4章 知識を知恵にする力
経済・ビジネスを動かす共通点を見いだす
第5章 知恵を活用する力
因果関係をつかみ先を読む力を鍛える
第6章 ステップアップ解説
経済の先を読むキーワード インフレ・米中対立・低出生社会
・日経TEST2023-2024
日経TESTの最新版も出版されています。今から日経TESTを活用して勉強を始める方は最新版での勉強をおすすめします。
・賢明なる投資家
世界的投資家であるウォーレン・バフェットの師匠と呼ばれるベンジャミングレアムが書いた一冊。
この本は1900年代の米国市場研究から得られた分析結果を基に「積極的投資家」「防衛的投資家」
の2種類の投資家向けの投資手法を書いた本です。
また、株式投資とは何か?といった基本的な概念から学べるため初心者にもおすすめ。
しかし、論文的な側面があるため本気で株式投資をやりこみたい方向けの一冊です。
株式投資をする際にの注意すること
重要だと思う3つの注意点にについてそれぞれ解説します
信用取引
投資した額以上の損失を出す可能性があります。
現物取引ではどれだけ株価が下がっても資産が0以下にはなりませんが信用取引ではマイナスになるおそれがあります。
個人的にはきちんと勉強した上でリスク分散の一環として使用するのは場合によっては良いと思います。
手数料・税金
手数料の高い証券口座は避けるべきです。ネット証券会社は手数料が安いためネット証券口座の利用がおすすめです。
また、株式投資によって得られた利益(配当金も含む)については20%の税金がかかります。
NISA口座を開設して、上限額までは非課税で投資を行うことをおすすめします。
前年度の含み益・含み損を今年度の含み益・含み損と相殺して税金を安くする方法もあります。
おわりに
株価は様々な要因により上下するため地合いや銘柄によっては資産の増減が激しくなることがあります。高配当株投資をする際にはその上下に耐えなければ配当金を受け取れないこともしばしばあります。
いくらの配当金を何年間受け取り続けて合計金額がいくらになるかを明確にし、それを超える値上がり利益が出た場合には売却をする。あるいは配当金をもらい続けても補え切れない値下がり損失を出す場合には損切りする。といったビジョンを持ち、実行することが重要になってきます。
まずは余裕資産で投資を行い、相場の値動きに慣れることをおすすめします。
また、SNSで購入推奨されている銘柄や、他人の勧める銘柄は、自分自身で調べて納得できる理由がない限りは購入するのは控えた方が良いと思います。