(※本記事は2022年4月16日現在のもの。)
不動産ポータルサイトとは
「インターネットの入り口となるWebサイトをいう。そのサイトでは、通常、各種情報源へのリンクが設定されているほか、検索エンジン、各種の情報提供、Webメールなどの付帯的なサービスが提供されることが多い。インターネットは各サイトが網の目のように連結されているため、必要なサイトに直接アクセスすることは困難で、一般的には、アクセスのためにポータルサイトを経由することとなる。ポータルサイトは、利用者数が増えるほど、広告や電子商取引サービスなどによる収入が期待できるため、付帯的なサービスの向上を競っている。一方、Webを活用した顧客獲得などのためには、そのWebサイトへのアクセスを用意することが有効であるから、ポータルサイトでの露出度を高めるような工夫が必要である。不動産の販売や不動産サービスの広告にもWebサイトが活用されているが、そのサイトへのアクセスの大部分はポータルサイトを経由したものと考えてよい。ポータルサイトとして有名なものは「Google」や「Yahoo!」であるが、これらはポータルサイトの持つ可能性を切り開き、Webを活用したビジネスを先導してきた検索エンジン系のサイトである。」
(引用:『不動産流通研究所「R.E.words」』 検索ワード「ポータルサイト」 https://www.re-words.net/yougo/2244/)
不動産ポータルサイトとは、不動産物件を検索する際の検索エンジンのことを言います。
一般的にインターネット利用者の使用する検索エンジンで「Google」、「Yahoo!」が主流であるように、不動産管理会社(または仲介業者)がインターネットに物件を掲載する際に利用する媒体で、「SUUMO」や「ホームズ」といった不動産ポータルサイトの使用が主流になっています。
「SUUMO」と「ホームズ」の比較
・SUUMO(https://suumo.jp/)物件掲載数№1。物件選びの流れとしては、SUUMOでご希望の物件条件を検索し、その物件の管理会社(仲介業者)と連絡を取り合い内見、契約の流れとなります。注意点としてはSUUMOのホームページに掲載されている物件の仲介手数料については記載がないため、物件管理会社に直接問い合わせる必要があります。
・ホームズ(https://www.homes.co.jp/chintai/)不動産・情報掲載サイトPC利用者数№1。個別の物件について初期費用・月額費用の目安を表示可能。仲介手数料についての記載もあります。物件選びの流れは、SUUMO同様ご希望の物件条件を検索し、その物件の管理会社(仲介業者)と連絡を取り合い内見、契約の流れとなります。
【比較】
賃貸物件掲載数においてはSUUMOが全国6,992,319件に対してホームズは4,454,569件となっており、SUUMOがホームズのおよそ1.5倍の掲載数となっています。
各ポータルサイトの検索方法についてはほとんど同様の方法で検索可能ですが、個別の物件について見た際には仲介手数料や費用の掲載の有無、物件の写真の詳細さの面でSUUMOよりホームズの方が丁寧な表示をしている印象です。
また、両サイト供に物件によってはパノラマ画像で室内を見ることができるので、実際に内見することなくネットのみでの契約ができる点が魅力的に感じました。
どちらも大手サイトで信用度が高いため、あとはご自身の希望物件を掲載しているかが重要になります。
個人的には両サイトで同じ物件を検索して見積もりの安い方で契約を進めることをおすすめします。
次回は賃貸契約時の注意点についてのおすすめ動画と解説の記事を掲載予定です。